薬物依存に走ってしまう心理

人生は山あり谷ありです。いい時もあれば、悪い時もあります。

誰でも調子がいい時は問題ないのですが、つらい時や苦しい時、

どん底の時に、いかに人生を乗り切るかが、

人生では重要になってきます。

 

調子がいい時は、たとえ孤独だったとしても、つらさは感じないものです。

しかし、どん底にいる時は、誰かの励ましや支えが必要なのですが、

周りに誰も理解者がいない孤独な人は、

自分や他人を傷つけることで満たそうとしたり、

中には自ら命を絶ってしまう人もいます。

 

 

私の場合は薬物に走り、自分自身を傷つけて、さらにどん底に落ちました。

 

 

そもそも薬物というものは、酒やタバコと同じように、

ビリビリと痺しびれさせて、感覚を麻痺させるものです。

 

しかし、酒やタバコよりも、麻痺させる力は格段に強いため、

孤独感や苦しみも、一時的に麻痺して分からなくなるのです。

 


人間は本来ならば、つらいことや苦しみがあっても、

周りの人間や家族などの支えをもらって、

自分の足で立ち上がらなければなりません。

 

そして苦難を乗り越えて、人生の充実感を味わったとき、

本当の意味で〝気持ちいい〟感覚を味わえるのです。

 


しかし、薬物をやって苦しみから逃れられた人間は、

一時的に充実感を味わえます。

 

 

その感覚を〝気持ちいい〟と勘違いしてしまうのです。

 

 

しかも充実感があるのは薬が効きいているその時だけで、

時間がたてばその感覚はどんどん覚めていってしまいます。

 


そしてその充実感を持続させるためには、薬を打ち続けるしかないのです。

 

 

やがて人間の体はどんどん慣れていくので、

量を増やさなければ効かなくなり、覚めるスピードも早くなるため、

〝追い打ち〟をかけるスピードもどんどん早くなり、

最終的に依存性までいってしまうのです。

 


これが私が考える薬物依存症のメカニズムなのですが、

要するにみんな、寂しさを埋めるためだったり、

充実感を求めるためだったり、

そういう心理が根底にあるのです。

 

 


このブログでは、薬物依存症に限らず、

様々な依存症についても触れていきますが、

根底にある心理というのは共通しています。

 


現在、依存症で苦しんでいる人やそのご家族はもとより、

これからの子育てにもぜひ役立てていただければ幸いです。

 

 

Posted by staff